
■未知の著者を発掘し、自社で出版しています。
ケイ・カウフマン・シェレメイ著
ファラシャ/エチオピア正教/望郷歌(テゼター)
柘植元一訳
アルク出版企画
2009年03.01
一人のアメリカ人女性音楽学者が記した研究と恋愛と冒険のドキュメンタリー
学生の時に偶然エチオピア音楽と出会った著者は、1973年25歳の時、ベータイスラエル(俗にファラシャと呼ばれる黒いユダヤ人)の宗教音楽研究のためにエチオピアを訪れます。そのフィールドワークの過程でユダヤ人青年と予期せぬ恋に落ち、結婚。エチオピアに永住し、研究を続けることを決意しますが、そこへエチオピア革命の急激な社会変化が押し寄せます。その影響で古いユダヤ教典礼音楽の研究を続けることが不可能になりました。そこでエチオピア正教(キリスト教東方教会の一つ)の典礼音楽の研究に向かった著者は、両者の関係について思わぬ研究成果を得ることになります。その成果とは……。
ユダヤ人であり、フェミニストでもある著者は、フィールドワークの実際とともに、青年との出会いから結婚まで、エチオピア革命による社会の変動を、著者独特の視点と語り口で語っています。
本書は学術書とは違った型破りなスタイルで綴られた読み物です。
著者のシェレメイ女史は現在ハーバード大学教授。訳者は東京藝術大学名誉教授の柘植元一氏です。
鶴我裕子のN響日記
鶴我裕子著
アルク出版企画
2005年06.03
バイオリン界の「中村紘子」か、オーケストラ界の「向田邦子」か!?
演奏家の日常はこんなにもおかしくて、こんなにも愛しい! 今日からは、「この本を100万人に読んでもらう会」の会長になろう。
「鶴我サンに本を書かせる会」元会長・檀ふみ
カイシャ(N響)の裏話がいっぱい。上品とはこういう文章のことです。
「WEB本の雑誌 バーチャル書店」より・石田衣良
著者の鶴我裕子さんはNHK交響楽団の第1ヴァイオリン奏者を長年つとめ、かたわら音楽雑誌や音楽会のパンフレットなどにエッセイを寄稿されてきました。
本書はN響の楽団員、また一生活人としての日常を綴ったものですが、その軽妙な文章には楽員としての長い演奏経験からくる音楽への深い理解がおのずと滲み出ています。
「なるほど、オーケストラの舞台裏はこんなふうだったのか」「サヴァリッシュやゲルギエフはこんなふうに音楽をつくっていくのか」などなど、音楽の現場の「そこが知りたい」ことが手にとるように語られているので、音楽ファンには恰好の読み物となっていますが、そればかりでなく、生活人としての日常をユーモラスに語る語り口には人物や社会へのたくまざる批評眼がのぞいており、一般の読者にも十分に楽しんでいただけるエッセイ集となっています。
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武久源造 著
アルク出版企画
2002年04.15
"鍵盤の思索者"による創意に満ちたエッセイ集
チェンバロ、ピアノ、オルガンなどの鍵盤楽器を駆使して、中世から現代までの音楽を美しく甦らせる武久源造。音への深い思索は生命、地球、宇宙へと広がり、「文明」の不安を超えて未来への希望を「音とことば」で紡ぎつづける。
臨床心理学者・河合隼雄氏との特別対話「体の音楽、魂の音楽」を収録
武久:音楽は限りなく荒唐無稽なところがありますから、いろんなものが予期せず伝わってしまう。音そのもので伝わるものもあるけれど、音と間から伝わるものもあるんです。それを言葉で表わすのはものすごく大変です。
河合:そうした「魂」は、どの芸術についても共通していると思う。例えば言葉の芸術でもそう。僕だって全部言葉で書いているんだけど、言葉を超えたものを持っていなかったらだめでしょう。音楽の場合は、音だから余計それがはっきりする。
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堤 清二著
アルク出版企画
1999年11
Japan's Consumer Society
Originally published in 1996 by Iwanami Shoten as Shouhi-shakai Hihan.
Translation by Frederick M. Uleman.
●本書は売切れ中です。ご了承ください。
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